天使なんかじゃない

天使なんかじゃない

学生時代に読んだ「天使なんかじゃない」がとっても好きです。高校の3年間の話なのですが、学生時代にありがちな、恋・友情・仲間・・・その辺がぎっしりつまったお話です。まず主人公の冴島翠がとてもよい女の子。素直で明るくて、まっすぐで。まさに漫画の主人公にふさわしい女の子です。その子が高校入学してすぐに一目ぼれ。たまたま出馬した生徒会選挙にその男の子も出馬しており、みごとふたりとも当選。そして他にも選ばれた仲間5人と生徒会活動を行っていく中で、片思いに泣いたり、熱い友情で結ばれたり、失恋したり・・・。楽しい・嬉しい気持ちは学生時代でもわかりましたが、翠の切ない気持ちや悲しい気持ちは、今になってやっとわかるようになって、10年たってまたはまることができるというすごい漫画です。今でも最終回の卒業式のシーンでは涙してしまいます。
また、同じような高校時代の青春系では、名作中の名作「スラムダンク」もかなりはまりました。というか今でも読み返しています。バスケットド素人の不良、桜木花道がキーになり、バスケを始め、全国制覇を目指していく、という、これだけだとありがちな内容なのですが、何がこの漫画をこんなに名作にしたのか。私は出てくるキャラの人間性やセリフが良いのだと思っています。印象に残る言葉がそれぞれのキャラにあって、例えば、みんなが知ってる「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という安西先生の言葉。これは何でもそう。バスケだけじゃない。仕事、恋愛、勉強、何にでもあてはまる。中学MVPのみっちーの「もう一度バスケがしたいです」。これも何も余計な言葉がない、このたった一言がずっといえなくて苦しんでいたみっちーだからこそ、この一言にとても重みを感じるシーンでした。桜木花道のライバル?の流川と、当時高校日本一のチーム山王との試合で見せた、初めてのハイタッチ。これも同じところを目指しているけどいつも違う道にいた二人がやっと、やっと、一緒の地点にたどり着いたんだという、これまでの二人の仲の悪さを見てきただけでに、とても印象的な場面でした。最後に桜木花道がルーズボールを取りに行って、背中に致命的なケガをしてしまうのですが、まわりはもちろん安西監督も先々の選手生命のことを考え、試合の勝敗よりも体が大事と考えていたのですが、桜木花道本人は今が大事。ド素人だった時代からバスケにはまりどんどんのめりこみ、最後には高校最強の相手と戦えるところまできた。出場させまいとする監督に「俺の栄光時代は今だ。」と言い放った桜木花道。かっこよかったです。現実にいそうでいない、まっすぐで熱いキャラの桜木花道、とっても好きです。

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